
「小石川植物園」の名で親しまれているこの施設は、植物学の教育・研究を目的とする東京大学の
教育実習施設であり、正式な名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」というのです。
現在は東京大学の所有となっていますが、その歴史は古く世界でも有数の歴史を持つ植物園なのです。
貞享元年(1684)に、徳川綱吉の白山御殿の跡地に徳川幕府が作らせた「小石川御薬園」が
この植物園の前身にあたります。
六義園は造園当時より、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていました。
元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、
沢吉保自ら設計指揮をして、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、実に7年の歳月をかけ
見事な庭園を造り上げたのでした。
六義園(りくぎえん)の名称の由来は、中国の古い漢詩集「毛詩」より「詩の六義」、
・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来すると言われています。
明治時代に入り、岩崎弥太郎氏(三菱創設者)の所有となりましたが、昭和13年に当時の東京市に
寄付されて一般公開が可能となりました。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定を受けています。